火の女神ジョンイ最終回のあらすじ|モデル百婆仙は「有田焼の母」、日本へ渡った史実とのつながり

火の女神ジョンイ最終回のあらすじ|モデル百婆仙は「有田焼の母」、日本へ渡った史実とのつながり

テレ東系「火の女神ジョンイ」は、2026年9月28日(月)~30日(水)に、最終回となる第44話~第46話が放送されます。この記事では、最終回の展開と、主人公ジョンのモデルになった実在の人物・百婆仙(ペク・パソン)について、テレビ東京の公式サイトの記載をもとに整理します。公式のあらすじページは、ドラマの展開と史実の解説を別々のページに分けて載せているため、最終回の結末が、なぜ史実とつながっているのかは、公式サイトを見ただけでは気づきにくくなっています。

※2026年9月27日時点で、テレビ東京公式サイトの番組紹介・各話あらすじページで確認した内容です。ここから先は、最終回の内容に触れます。

目次

最終回(第44話~第46話)のあらすじ|ジョンは倭国行きの船に乗る

BSテレ東の公式あらすじによると、最終回では、分院に戻ったジョンが、ユクトをかばって斬られたガンチョンの最期を見届けます。ガンチョンは、ジョンを最後まで受け入れないまま、ユクトの今後を案じながら息を引き取ったと書かれています。そのうえでジョンは、自分が倭国(日本)へ行く代わりに、分院の仲間を自由にしてほしいとケンゾウに訴え、皆に別れを告げて船に乗ります。岸辺には光海君の姿があった、というところで物語は幕を閉じます(BSテレ東:第46話あらすじ)。

つまり最終回は、ジョンが朝鮮を離れ、日本へ渡るところで終わります。この結末は、実は次に説明する、モデルとなった実在の人物の運命と重なっています。

モデルは実在の陶工・百婆仙|「有田焼の母」と呼ばれた女性

テレビ東京の公式サイトによると、ジョンのモデルとなったのは、「有田焼の祖」と伝わる百婆仙(ひゃくばせん/ペク・パソン、1560年~1656年)です。本名は不明で、容貌が温和で100歳近くまで生きたことから、この呼び名で親しまれていたと紹介されています。彼女は、豊臣秀吉による文禄・慶長の役の際、陶工である夫の金泰道(キム・テド、日本名:深海宗伝)とともに、鍋島藩(現在の佐賀県)に連れてこられた朝鮮陶工のひとりでした(テレビ東京公式サイト)。

公式サイトは、ドラマの中で光海君の幼なじみとして描かれる“キム・テド”というキャラクター名が、実は百婆仙の夫の実名であることも説明しています。ドラマと史実は別物ですが、名前だけは史実からそのまま取られているわけです。

百婆仙のその後|有田町で陶工を指導し、96歳で生涯を終える

公式サイトによると、現在の佐賀県武雄市内田村で作陶をしていた百婆仙は、1618年に夫・宗伝が他界すると、良質な土を求めて一族とともに有田町稗古場へ移住しました。そこで指導者として作陶に従事し続け、96歳でこの世を去ったと伝えられています。つまり、最終回でジョンが「倭国へ渡る」という結末は、フィクションの決断であると同時に、モデルとなった百婆仙が実際にたどった道でもあります。ドラマ本編のあらすじページだけを読んでいると気づきにくい部分ですが、番組紹介ページの「百婆仙とは?」の解説と合わせて読むと、最終回の結末の意味がよりはっきりします。

百婆仙の史跡は今も残る|報恩寺と泉山磁石場

公式サイトによると、1705年には報恩寺の境内に、百婆仙を称える石碑(法塔)が建てられ、現在もその姿を残しています。また、有田焼の原料となる陶石は、1616年に朝鮮陶工・李参平(イ・サムピョン)によって発見されており、この採掘場も有田の観光名所になっています。

  • 報恩寺(百婆仙の法塔):佐賀県西松浦郡有田町稗古場2-8-21
  • 泉山磁石場(国指定史跡):佐賀県西松浦郡有田町泉山1-5

「火の女神ジョンイ」最終回に関するよくある質問

最終回はどんな結末ですか。

ガンチョンの最期を見届けたジョンが、仲間を自由にする代わりに、自分が倭国(日本)へ渡ることを選び、船に乗るところで終わります。

モデルの百婆仙とは誰ですか。

朝鮮から鍋島藩(佐賀)に連れてこられた実在の陶工で、「有田焼の母」と呼ばれる女性です。夫は金泰道(日本名:深海宗伝)で、1560年~1656年を生きました。

百婆仙の史跡はどこにありますか。

石碑(法塔)は佐賀県西松浦郡有田町稗古場2-8-21の報恩寺境内にあります。近くの泉山磁石場(有田町泉山1-5)は国指定史跡です。

「火の女神ジョンイ」の最終回は、ジョンが朝鮮を離れる結末でした。これは、モデルとなった百婆仙が実際に日本へ渡り、有田焼の礎を築いた史実と重なっています。公式サイトの番組紹介ページを読むと、ドラマの物語と史実のつながりがより深く見えてきます。

この記事の主な出典(2026年9月27日確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次